α900とDMC-G1
先週はデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)の新商品で気になる二機種が発表されました。
ひとつはSONYのα900。その特徴はなんといってもフルサイズ(35mm)CMOSセンサ搭載。さらにこの大きさのセンサで手振れ補正機能を有する点も、前の会社で同じ手振れ補正機能を開発していた身としては驚きです。
あとお値段も33万円前後ということで、予想していたよりは安かったです。まあ入門用デジイチよりは当然高いですけど、キヤノンのEOS-1DsやニコンのD3よりはお求めやすい価格かと思います。EOS-5Dよりは高いのかな?なんかセールスマンみたいですな
最高性能を求めたい方、入門機やミドルレンジに物足りなくなった方にはとてもいい製品だと思います。ファインダーの性能もいいし。ただ使いこなすにはそれなりの経験が必要かも。やはり乗り換え目的のユーザーがメインターゲットになるのかな?と思ったり。
さて、そんなハイエンド指向とは逆方向?に進化したのがPanasonicのDMC-G1。マイクロフォーサーズ規格採用の初製品です。
実を言うと、自分はフルサイズ規格やこれ以上の画素数増加にはちょっと否定的なんですよね。確かに今までの銀塩一眼レフに近づける!という方向も間違いではないのですが、せっかくデジタルになって写真を撮るのが手軽になったのに、それがあまり活かされない方向(ボディやレンズが大きくなったり、光学性能がよりシビアに求められるようになったり…など)に進んでしまうのはどうかなぁ〜と。
カメラメーカーがそっちの方向に進むのは致し方ないところですが、新規参入組にはデジイチをもっと手軽に扱える方向に行って欲しいと思ってます。なので昔からフォーサーズを応援してます。デジタルのメリットを最大限活かすという点で特に。
で、今回のマイクロフォーサーズ対応DMC-G1。一発目としては無難なところかな?というのが印象です。手振れ補正レンズやライブビュー、フリーアングルの液晶モニタなど、初心者やデジイチデビューの方にオススメしたい機能は一通りカバーされてるし。ちと値段が高めかな?とも思いますが、次第にこなれてくるでしょう。
でも規格自体がもう少しこなれてきたら、もっと小型の、それこそ規格発表の時に言っていた「ポケットに入るデジイチ」を目指して欲しいなぁ〜と思います。ファインダーも取っ払ってしまっていいのでは?と思うし。思い切って&色々割り切って開発して欲しいです。オリンパスも頑張れ尖った製品を
日本を代表する家電メーカーであるSONYとPanasonicが別の方向に行っているのが面白いですね。今後の展開にも期待です
本日のお買い物
・なし
偉そうなこと書きましたけど、自分はデジイチは持っていませんデジカメは今のところmixiに載せたり、ちょっとしたメモ代わりくらいにしか使う機会がないので、コンデジの方が便利なんですよね。
でももし結婚して子供が生まれたりしたら、間違いなく買うでしょうね…。デジタルビデオカメラもHD対応のを買うでしょう。それこそ現在オタク系趣味に突っ込んでる資金は全部そっち方面に向かうのでは?といらん心配したりしなかったり…。